SPINTOで働く、ころとはちです。
作品鑑賞をしてお互いの考察を言い合うというこの企画ですが、
音楽も作者側の設定や人物があっても、聴く人の立場や状況によって幅広い人に刺さり、共感が生まれます。
そこで一曲お題曲を聴いて、ころとはちでそれぞれどう解釈して、どんな人物を想像するのか、違いを話し合ってみました。
夏ということで、お題曲は夏の検索ワードの中でランダムで選びます。
今回選ばれたのは、aikoの『夏が帰る』
ころもはちも初見で聴いたことがない一曲に決定。
とりあえず一回聴いてみる
それぞれ歌詞を目でもしっかり見つつ聴いてみる。
まず、はちが想像した主人公像、シチュエーション
✔︎主人公像
深く考えすぎてしまうNF型でネガティブ
ずっと幸せなのにマイナスに捉えがち
✔︎シチュエーション
付き合っていてこれからさよならする前
雨は何かの比喩?
夏が帰るはどういうこと?→帰る=戻るという意味で時を戻って夏の前なのか、帰る=過ぎるの意味で夏の後なのか
雨が止んでほしくないというのは雨が止んだら帰らなきゃいけないから、帰りたくなくて雨よ止むなって流れなのかなと予想していたら、最後雨よ止んでお願いって言ってて、え?逆??→雨は何かの比喩か?
雨止んだらどうなる?→晴れる、雨が何を示してて何を願ってる?のかがわからない
続いてころが想像した主人公像、シチュエーション
✔︎主人公像
自分の好きが相手より大きいって思っていて好きだけどしんどくなってる?
好きすぎて好きなのがしんどくて自分からさよならをしたのか?
幸せすぎるといつか終わるって思ってしまう、回避型の人物像
✔︎シチュエーション
夏=相手?
だから帰るという表現なのかそれとも夏に出会った or 付き合ったのか
雨は涙?物理的な雨?
雨よ、止んで止んでは秋雨?秋になってしまったら夏が終わってしまう?=関係が終わる
季節は雨がよく降る梅雨の六月のことなのか、秋雨の十月なのかそれとも雨が降ってる日のことなのか
「雨」と「夏が帰る」は何を指す?
各々の解釈を出し合った上で考えてみる。
はち「人物像的には似たような感じではあるよね。
夏が帰るっていうのと雨の比喩の部分が分からなかったけど、ころの解釈で仮に 雨=涙 と捉えるなら、涙が早く止まってほしいと言っているようにも聞こえるし、物理的な雨だったとして 雨上がりの晴れ=関係が終わって気が楽になる ことを差しているようにも思えてしっくりくるな」
ころ「曲名にもなってる夏が帰るという表現を文法として考えた時に、夏を季節として受け取る場合に違和感があって、帰るは動詞だから 夏=人 っていう比喩なんだとしたら、夏が帰るという表現が自分の中でしっくりくる」
はち「夏が帰るって聴いたとき帰るってどういう意味だろうって部分に視点がいってたけど、確かに夏を比喩だとしたらすごいおもしろいなって思った」
歌詞から状況を想像するのか言葉を推理するのか
ころ「雨が止んだら帰らなきゃいけないってことは別れを切り出そうとしてる一日のシーンを切り取ってるイメージよね?
シチュエーションの捉え方が限定されてて自分の場合はアバウトだったからはちの想像はシーンがしっかり想像されてるなって思うし、捉え方が違っておもしろい」
はち「逆にころの場合は言葉の意味合いや表現の仮定だったり、季節の限定の仕方とか聞いて、なるほどなって腑に落ちるし、純粋に言葉から推理してておもしろいね」
ころ「捉え方が逆なことが多いから違った目線があって普段からなるほど、そう捉えるんだとか助かることも多いよ」
はち「ものをつくる上でも逆の考え方が両方できるって強みだよね」
第二弾は曲を聴いて感じるもの、分析を二つの目線からしてみましたが、
ものづくりをする上で多角的に解釈できたり想像できたりするモノというのは多くの人に刺さるという意味で参考にできる部分が分かったりしておもしろいです。
第三弾は何になるのか、また来週が楽しみです。
最後までご愛読いただきありがとうございました。

