「物欲ってどういう時に湧くものか」
ものづくりに携わる私たちにとって常に寄り添うべき心理。
様々なことを考えながら、試行錯誤を繰り返す私たちの日々の一コマ。
買うという動作
物欲ってどういう時に湧くものか、ふと考える。
自分自身も物を購入して生活する日々を繰り返しているわけですが、ものづくりを生業にし作る側の人間としてはマーケティングの部分も考えないといけないわけです。
ただ作るだけではいけない、ジレンマですよね。
ここから先は持論ですが、
物を購入するときは大まかに分けたら2択。
1.必要に駆られて購入する。
(サランラップがきれた、トイレットペーパーがなくなった、などなど)
生活必需品は生きていく上で買わざるを得ないものたち。
2.これいいじゃん!ほしい!
必要があるのかといえば、ないかもしれないが興味をそそられて魅力的に見え購入。
洋服やアクセサリー、靴、鞄などの生活を豊かにするプラスαのものたち。
細かく分けることも可能ですが、私の中ではこの2択。
私たちが作っているものたちはこれで言うところの2にあてはまります。
1よりは2のほうが購入のハードルは高いわけです。
2でも1の要素があるものはそれはもう最強アイテムです。
例えば、洗濯機でいうドラム式洗濯機。
乾燥機は付いてなくてもいいわけですがQOLは爆上がりしますよね。
洗濯物を干すという作業がなくなりその浮いた時間を他に使えるようになるための投資になる訳です。
2のものたちを購入する場合、多角的に余裕がなければ購入までいかない。
・金銭的余裕
・気持ちの余裕
・時間の余裕
直感でこれほしい!と思い衝動のまま買うという人も中にはいると思いますが、
私の中では自己分析した結果、この3つの余裕がある時に2のものは買います。
見えない”買うハードル”
オンラインで買う時も直感で、これいいな!となってもカートに入ったまま結局買わないなんてことないですか?
私は結構あります。
カートに入れてから購入までの道のりが長いんですねこれが。
この篩にかける作業を経てそれでも欲しいものは買います。
じっくりですよね、我ながらじっくり考えて買い物してたんだと自己分析をしてみてハッとしてます。
ほんとに欲しいと思ったものは速攻で買いますけどね、そのハードルが思ったよりも高跳びかよってくらい高かったみたいです。
買い物の仕方1つでも分析してみると性格ってでますよね。
どうやら自己分析の結果、私は
・基本じっくり考えて行動する派だが自分がほんとにいいと思ったことは鬼の行動力
・壁分厚め
ということが買い物での分析でわかります。
物欲の正体
ここまで本題の物欲というより購入までのルートについて深掘りしてきましたが…
物欲です、本題の物欲の正体!
物欲の正体は一言で言うと『ときめき』
物欲を◯で表現するなら全体的に包み込んでいるのがときめきで、ときめきを細分化するとぼやっとしていた輪郭がはっきりとしてきます。
なんか良い、とか普段は言語化することがない直感的な部分って生活する中でほとんどを占めている気がします。
ときめきの内訳を自分なりに言語化してみようとおもいます。
人によって内訳は変わってくるとおもいますが思いつく限り絞り出してみましょう。
・好きなカラー
・好きなサイズ感
・好きな形
・好きな素材
・長く使えるか
・レア度が高い
・その物というより作っている人売っている人やお店が好き
・買った満足感がある
まだまだあるとは思いますが、思いつく限りこれらのいくつの要素を抑えているかの大小で
ハードルが高い低いが人によりけりなのでは?と思います。
こういったさまざまなことを考えながらものづくりは成り立っているのだなとつくづく思わされる、私たちの試行錯誤を繰り返す日々の一コマです。
最後までご愛読いただきありがとうございます。